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2021.07.01

熱中症の主な症状、事業所の熱中症対策は何をやるべき? (前編)

こんにちは。サンコーテクノの大戸です。

熱中症予防・対策について、前編、後編2回に分けてお送りします。

沖縄県から東北北部地方まで梅雨入り(2021年6月29日現在)となり、嫌な季節になりました。今年は東海地方までは平年より20日程度早く梅雨入りし、関東甲信越、東北地方は例年並みに梅雨入りしました。

梅雨が明けると日差しが照り続ける季節になります。そこで注意が必要なのが、「熱中症」です。昨年(2020年)は6月~9月に熱中症で救急搬送された人の数は、全国で6万4,869人だったことが、消防庁の統計で報告されています。コロナウィルスの影響で外出が減りましたが、それでも2019年より2000人程度減少にとどまっており、発生場所は住居が最も多くなっています。

1.熱中症の主な症状と対処方法

分類症状重症度対処方法
Ⅰ度
・めまい、立ちくらみ
・筋肉痛、筋肉の硬直
・大量の発汗
軽度
すぐに涼しい場所に移動し、保冷剤やペットボトルにタオル等を
巻いて体を冷やす。(わきの下やひざ裏、鼠径部等)
水分、塩分もあわせて補給する。
Ⅱ度
・頭痛
・倦怠感
・吐き気、嘔吐
・虚脱感
中度
激しい頭痛や吐き気、40度近い高熱などの症状がある場合は、
医療機関で受診すること。(体温を測りましょう。)
自分で水分・塩分をとれない場合は、すぐに病院搬送すること。
Ⅲ度
・意識障害
・けいれん
・手足の運動障害
・高体温
重度すぐに病院搬送すること。

2.事業所の熱中症対策

STEP1:暑さ指数(WBGT)の把握
STEP2:準備期間中に検討した事項を確実にすると共に、測定したWBGTに応じて次の対策をとりましょう。
□WBGTを下げるための設備の設置
□休憩場所の整備
□通気性の良い服装等
□作業時間の短縮
□熱への順化
□水分・塩分の摂取
□プレクーリング(事前に深部体温を下げ、作業や運動を始めること)
□健康診断結果に基づく措置
□日常の健康管理など
□労働者の健康状態の確認
チェックポイント
☆準備期間に検討した設備、休憩場所を設置
☆休憩場所には氷、冷たいおしぼり、シャワー等や飲料水、塩飴等設置
☆準備期間に検討した通気性の良い服装なども着用
☆WBGTが高いときは、単独作業を控え、WBGTに応じ作業の中止、
こまめに休憩をとる等の工夫をしましょう。
☆①糖尿病、②高血圧、③心疾患、④腎不全、⑤精神・神経関係の疾患
⑥広範囲の皮膚疾患、⑦感冒、⑧下痢など熱中症にかかりやすいです。
☆前日のお酒の飲み過ぎ、寝不足、朝食を抜くと熱中症にかかりやすくなります。
☆作業前に身体冷却(プレクーリング)を行うことで体温上昇、脱水を抑えることができます。

STEP3:熱中症予防管理者等は、WBGTを確認し、巡視などにより次の事項を確認しましょう。

□WBGTの低減対策は実施されているか
□各労働者が暑さに慣れているか
□各労働者は水分や塩分をきちんととっているか
□各労働者の体調は問題ないか
□作業の中止や中断をさせなくてよいか
□異常措置 ・いったん作業を離れる・病院へ運ぶ・病院へ運ぶまでは一人きりにしない 

※広報とらっく 令和3年(2021年)5月1日号8紙面引用

さて、前編では、1.熱中症の主な症状と対処方法、2.事業所の熱中症対策について記事にしました。暑さ指数(WBGT)とはなに?と思った方も多かったのではないでしょうか。

後編では、暑さ指数(WBGT)指針、暑さ指数を測定する機器のご紹介、環境省熱中症警戒アラートについてお伝えします。

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